ユーロドルをロングしよう!ギリシャ危機が緊迫してるからこそ | ファンダメンタルFX投資
久しぶりにFXについて書きます。
差し迫ってきたギリシャ危機で、短期的にですが乗りやすいユーロドルの上昇があるだろう、と思うのでそれについて。
(FXチャート ユーロドル週足)
ユーロドルはここまで、対極的なFRBとECBの金融政策の姿勢を反映して、
下落の一途を辿りました。
ここ2ヶ月は反発していますが、いまだにユーロドルの保有ポジションの多くは、ショートなのです。
出展:oanda
画像を解説すると、オレンジ色が含み益のポジション
青が含み損のポジション
で、左側がショート、右側がロングポジションです。
で、話がいったん変わります。
ギリシャ危機なんだから、いよいよユーロ離脱か?っていう最終局面では
ユーロが売られると予想している人が多い。
でも果たして、そうだろうか?というのが今回のテーマになるのです。
上の図をみても、今回の反発はロングによる上昇ではなく、ショートカバーによるものなことが予想されます。
それは、利益確定のためもあるけれども、リスク回避によるポジション調整をしているということが考えられます。
ギリシャは果たしてデフォルトになるのか?
答えが昨日にほぼ出ました。
──ユーロ圏財務相は27日の会合で、ギリシャが求めていた金融支援の延長を拒否。IMFに対する30日の債務返済をギリシャが履行できない可能性が高まった。
(出展:ロイター ギリシャ債務不履行に現実味、支援延長拒否 | Reuters)
27日の最後であろう協議でやはり妥結�できませんでした。
といことでIMFの30日にある債務は支払えない!
債務不履行 = ユーロ離脱 なのかはわかりませんが、これはリスク回避の動きにしかならないでしょう
すると、妥結すると考えていた巨大資金を投じているヘッジファンドたちはこぞってリスク回避のためのポジション調整をしてくるはず
そのため、大量のショートポジションが巻き戻されてユーロ上昇となる!
というシナリオが考えられるのです。
もちろん強気で売り続ける動きもあると思いますが、短期的にはリスクオフの様相が強くなるはずでしょう
ということで
ユーロドルはロングで狙おう!!
僕はそうする