FXのドル円はまだ決済するな!予想はもう一段の上昇アリ
アメリカの重要なファンダメンタル指標が発表されました。
ADP雇用統計の弱い指標でドル円が下げた後に、ISMのかなり強い内容で窓を開けて一気に上昇しました。
指標fxトレードしている人には単純で利益を取りやすい相場だったでしょう!
今回の記事では、今後のドル円相場の見通しを簡単にまとめます。
ドル円 1時間ローソク
要約
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ドル円は、黒田総裁の円安牽制発言のときのレジスタンスを超えて上昇。
9月の利上げを織り込むために為替はまだ上昇すると予想している
今からドル円を買うのは、雇用統計が近いのでオススメできない
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雇用統計であるADPの弱い内容と、
サービス業の景況感を示すISM非製造業景況指数の強い内容が入り混じる展開になりました。
ISMの非製造業はサービス業ということで、消費の強さにも関係していると言われている。
弱気な雇用統計 vs 強気な個人消費
みたいな構図に感じています。
そこまで短期で強い影響を相場にもたらす印象がなかったISM非製造業ですが、今回は予想を大きく上回ったからか、強い影響を与えました。
いよいよ黒田ラインを突破
強いファンダメンタル指標に相場が反応して、124.50付近で意識されていた黒田総裁の円安が早すぎる発言のレジスタンスを突破して上昇しました。
最近のドル円はここのレジスタンスを突破できずに下落を繰り返していました。
あんまり円安に行き過ぎるとまた黒田さんが円高に持ってくような発言をするんじゃないかという心理作用が大きいと僕は考えています。
でもダイヤモンドの記事にもあるように、あの黒田発言は失言っぽい要素があり、ここでまた同じような発言をしてくることは無いと予想しています。
(ここであまりドル高に動かれると黒田さん的には困るはずなので、また円安に言及する可能性もゼロだとは言いません)
以前のドル円の上昇を予想した記事のとおり、為替相場はここから強いファンダメンタル発表ごとに淡々と政策金利の利上げを織り込んでいくでしょう。
今現在は、125円のところが当然レジスタンスになって上昇がストップしています。
ここもこれから順調に突破していくと嬉しいなぁ... (FXではこういう自分に都合の良い期待を持つと大抵負けますよ!笑)
ドル円のロングポジション持ってたらまだ決済を待ちたい
ということで僕は8月中にまだドル円は上昇すると考えているので
持っているポジションは全てホールドします。
十分利益とれたトレーダーは、金曜になる前に一部決済するのもいいと思います!
だってADPが弱かったんだもん!!
今からドル円のロングはダメ
いくら上昇するとはいえ、ドル円のポジション持ってなくて、今からロングするんだったらちょっと待ったといいたい。
なぜならば、今週の金曜はアメリカの経済指標の最重要である非農業部門雇用統計が発表されるからです。
先行して発表された本日のADP雇用統計は20万人をそこそこしたまわるイマイチな結果。
完全に連動はしていませんが、同じ雇用統計が弱いということで金曜に発表される雇用統計も弱い内容なんじゃないかと警戒されているはず
これからポジション持つ人はドル円は雇用統計の発表を待ってからにしてください!
(スキャルピングとかの超短期トレードの人は別の話ね)
金曜の雇用統計が20万を上回れば、125円越えする、というシナリオを僕は今持っています。