ふじたの知見 ファンダメンタルFX投資

FX投資について書きます。ファンダメンタルという、通貨の強さを重視したチャート分析とは違った投資をしています。

豪ドルの相場予想を検証してみよう!

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先月の28日に豪ドルの短期的な予想をしていました。

これが当たったのか、外れたのか? を書いていきます

 

fujita222.hatenablog.jp

 

結論からいうと、、、

  大ハズレ(笑)

 

いやー、エラそうに予想したのに情けない!

ハズレでした、残念。というだけだとFXの投資スキルが上がらないので必ず振り返りをして、反省をして次に活かすことが大切です。

 

ということでなぜハズれたのかを検証!

こうやって知見を地道に溜め込んでいきましょう

 

予想

豪ドル円の為替レートが、10月30日から下がるだろう!

つまりダウントレンド入りするはず。

 

結果

ハズレ!

ひたすらアップトレンドを描いた

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検証

まずは、なぜダウントレンドになると予想したのか?

それは2点

  • 日銀の追加緩和がないから
  • オーストラリアの経済が悪いから

日銀の追加緩和がないから

緩和がないと、緩和があると思って立てたポジションが巻き戻しを食らって、下落するんじゃないかなーと予想していたわけです。

 

実際には、そんなポジションほとんどなかったんだろうと予想できます。

これは、織込み度合いの読みを誤ったことが原因です。

 

相場的には、緩和がないことを予想したレートになっていたということです。

 

 

オーストラリアの経済が悪いから

CPIの数字が悪かったことで、経済が不調だと判断。

またCPIがRBA(オーストラリア中央銀行)の政策目標ギリギリの数値なので、

利下げの思惑で為替レートが下がるだろう!

と予想したものでした。

 

 

ところが、経済が思ったより調子いい。

とくに10月の雇用者数はびっくりでした。

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失業率が6%切ってきました。

これは調子がいい証拠です。

 

なぜ調子がいいのか?

輸出関連が回復してきているからだと考えられます。

 

オーストラリアの経済は輸出の影響が大きいですから交易条件という点で考えてみます。

輸出物価が下げ止まり基調なんだと思います。

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消費者物価はまだ上がらずとも、ジワジワと輸出物価が下げ止まってきている

 

貿易収支

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また11月17日公表のRBAの議事録では

「非常に低い金利が家計消費と住宅市場を支援している」

「豪ドルの調整は過程にあり、国内生産の需要を押し上げている」

 

こんな内容もでていて、それは豪ドルは買いになるよな、という感じです。

RBAが利下げをしない、と相場が判断すれば当然豪ドルは買われます。

 

このあたりの経済状況をすっとばして予想したことがもう1つの予想をハズした原因ですね。

 

 

ということで検証結果はこんなところでおわり!!