4月のドル円は111円ブレイク可能性は薄いぞ!
どうも、ふじたです。
最近のドル円相場は明確に111円 〜 114円のレンジで動いていますね。
今回は4月のドル円相場のシナリオを描いてみました。
2016年4月のドル円見通し
まずは、4月にドル円を大きく動かす可能性があるイベントです
- 4/6 3月のFOMC議事録公開
- 4/26 - 27 FOMC(イエレンの会見無し)
- 4/27 - 28 日銀政策決定会合
いま111円の底ですから、ここらで一発買いを入れておくのはテクニカル・チャート分析派のみなさんはきっとやっていることでしょう
ふじたは6日の議事録を確認してからエントリーするかを決める予定です。
なぜかって?
前週は各中銀総裁が利上げが正当化されると発言が目立ってました。
なのにFOMC後の会見はなぜあんなに利上げに対して弱気になったのかを確かめる必要があるからです。
NYの視点:イエレンFRB議長のイージーマネースピーチ | マイナビニュース
FRBのなかではどんだけ意見割れてるんだろーね?
ドル円の下値ブレイクは無い!
ここまでズルズル相場は下がってきましたが、この辺で止まると予想しています。
レンジを大きくブレイクするとしても4月末だろう。
なぜなら4月末のイベントがあるからね!
次回FOMCは市場コンセンサスとしては利上げ無し、です。
つまり FOMCドルは円を上昇させる要素には成り得ないです。
金利維持はすでに織り込み済みだから逆に下げる要素にもなら無いです。
先週の雇用統計が21万5000人と、予想よりも結果が良かったのに結局売られているあたりに、利上げ期待が市場に無いことが掴みとれます。
(雇用統計で相場が動か無いんだから、今後発表される経済指標が良くてもドル上昇はあんまり期待できないだろうなぁ)
しかし日銀の政策決定会合では追加緩和の可能性があります。
緩和が出ればドル円は上昇します。
その可能性を考えたら機関投資家も本気でショートはできない。
だから、111円を大きく割るようなことは考えにくいのですよ!
これは他のクロス円も同じと考えてます。
緩和期待がある以上、クロス円の下値は限定される。
とはいえ、大多数が緩和期待をするような状況には無いので、
緩和期待でドル円が大きく上昇することも考えにくい。
んで、現状維持というシナリオになるわけです。
これはあくまで27日までの話しです。
27日の会合で緩和策が何も出ないと、111円台を下にブレイクする可能性もあると思ってます。
その場合は発表後に後出しジャンケン的にショートでエントリすれば良い。
こんな予測をもって4月はドル円をトレードします。
あ、でもまたチャイナショックやら他のリスク要因がテーマになったらこのシナリオは有効じゃなくなりますからね!
FXの世界は弱肉強食ですから、油断せずにいきましょう
そこは気をつけて下さい、自分も気をつけます。ハイ
ではっ!