中国の景気が悪化するとFXでは、あの通貨が売られる!
中国の景況感(景気がいい感じか悪い感じか)を示す経済指標が発表されました。
HSBC製造業PMI ・・・ 49.7
50を切ると、景気が悪いとされています。
つまり、いまは間違いなく景気が良いとは言えない状況ってことですね!
それで、この数値がFXというか、為替相場にどんなところ影響をするかというと、
反応しやすいのが豪ドル円なんです。
なぜか?
このブログでも中国とオーストラリアの関係は取り上げたようなきがするんだけども、
その理由は中国とオーストラリアは貿易でのつながりが強いからです。
オーストラリアが輸出している先が中国でした。
輸出統計(国・地域別) | オーストラリア - オセアニア - 国・地域別に見る - ジェトロ
2012年時点だと、オーストラリアの輸出額の30%くらいです。
(ちなみに日本は20%弱くらい)
とくに鉄鉱石、石炭とかそういう資源を輸出してました。
しかし、中国経済が悪くなって、前みたいにたくさん輸入をしなくなります。
つまり、オーストラリアの輸出が減ります。
そうすろとオーストラリアの景気も悪くなる、と予想されるため
豪ドルが売られます。
今回は、 あまり反応しませんでしたね。
予想と結果がほぼ変わらなかったし、中国の景気が悪いのは相場がすでに織り込んでいるからです。
ハイハイ、思った通りぐらいに景気が悪いね。
てっいうだけ。
これが46とか極端に悪かったらさすがに豪ドル円とかが売りで反応したと思う。
逆に!
中国は金融緩和なんかを突然やったりします。
すると、中国経済が一瞬だけ良くなる、ってことを見越して豪ドルが買われる
っていうシナリオも結構あり得ます。
こんな感じで
ファンダメンタルfxの投資というかトレードは考えていきます。
お役に立ててたら嬉しいです!