今のオーストラリア(豪ドル)為替相場は原油チャートで予想できる!?
オーストラリアがテーマなのでコアラ載っけてみました。かわいい...?
FX投資家には豪ドルで運用している人も多いはず!
もちろん自分もその一人です。
去年はけっこう豪ドル円で稼がせてもらいました(~3~)
豪ドルの為替相場を予想するために、知っていて欲しい原油相場との関係について今回は書いていきます。
長期でスワップ狙いの人には特に読んでもらって、この先の長い目で相場観をつけて欲しいのです。
豪ドルの予想をするために、チェックするのがWTI原油先物のチャートです。
※WTI原油先物は、原油価格のチャートだと思ってもらえればOKです
今回は、豪ドル/ドルとWTIそれぞれのチャートを見比べて、どれくらい似た動きをしているかを比較します。
2015年5月10前後からの週足で確認していきます。
豪ドル/ドルのローソク足
5月17日の週から、下落トレンドが始まりました。
9月6日の週に大きく反発、その後は横ばい気味に上下を繰り返して10月5日の週で大きく上昇しています。
そして直近3週は下落気味に推移してることがわかります。
WTI原油先物のローソク足
WTI原油先物が下落トレンドになったのは、6月22日の週からです。
8月24日の週に大きく反発、その後に横ばいをして10月4日の週にまた大きく上昇しました。
そして直近3週間はまた下落をしています。
WTI先物はこのサイトで確認できます。
2つのチャートを比較した結果
下落トレンドの開始こそ、タイミングが違いますが、チャートの右側は形が結構似てませんか?
もちろんピタリと一致はしません。
米ドルの都合もあるので当然です。
ですが、反発のタイミングが2週間以内で連動しています。
米国の利上げでの材料が出なくなってきたからか、とくにここ1〜2ヶ月の動きはとても近いものがあると思います。
ぼくはこれをみて、原油相場と豪ドルには相関関係があると判断しています。
誰かもし、相関係数(2つのチャートがどれだけ似ているかの数値)を計算した人や、そんなデータを知っている人がいたら教えてもらませんか?
自分で計算する方法がわからないので...
ということで何がいいたいかというと、豪ドルの為替相場はやっぱり原油価格に強く影響を受けています。
理由は、原油がオーストラリアの主力の輸出品の一つだからです。
輸出しても原油価格が安いから、儲からない。。
オーストラリアは輸出で食べている国なのでそれはやっぱり国内経済にけっこうなダメージなんです。
豪ドルの為替相場の予想
結果からいうと
原油価格が上がらないと、豪ドルが本格的な上昇トレンドを描くことは無さそうです。
原油価格に下げ止まりの様子がないんですもん。
スワップで稼げるので、豪ドル円でトレードするのが好きなんですが、しばらくは長期ホールドするようなポジションは取れそうにありません。
ほんと残念。。。
豪ドルは他にも、いろいろと苦しい事情を抱えていたりします。
その事情もふまえた豪ドルの長期見通しについてはこちらの記事にわかりやすく書きました。
長期保有派のトレーダーには、残念な感じですが、しゃーない!!!
唯一のロングの狙い目は、住宅市場がバブってきているのでもしかしたら、RBAが利上げをやる?ようなことが可能性として0じゃないのでそのタイミングくらいですかねー!
今回はこのへんで!